この記事はこんな人に見てほしい
- 勉強のため、初就職はとりあえず病院薬剤師
- その後、病院薬剤師以外で転職を考えいる
- 転職時に資格を持っていたい
薬剤師の専門認定などの資格取得の条件に「継続会員年数」というのがあるのを御存じですか?
新卒で資格について考えるのは後回しにしている人が多い。
しかし、資格について考えるのは、新卒から始めた方が良い!
新卒病院就職、離職、コロナ禍での調剤薬局転職の経験で分かった事、薬剤師の現状と将来性 まとめ
就職活動中の現役病院薬剤師が経験した事から、専門認定薬剤師などの資格について話してみようと思います。
薬剤師の資格。専門認定薬剤師?
薬剤師国家資格の得たあとも、薬剤師には様々な分野の専門的な資格があります。
よく言われる?「専門認定薬剤師」などです。
薬剤師として働いていく上でのキャリアアップの一つとなります。
そして、薬剤師の転職ではこの資格で給料など優遇される事があります。
病院薬剤師から調剤薬局などに転職?
まず、薬チが初就職で病院薬剤師を選んだ理由は
ものすごく簡単に言えば、勉強するためでした。
(「薬チの初就職先の選び方」も執筆予定)
薬チはただ漠然と
「疾患や薬、臨床について強くなるなら病院薬剤師。
そして、数年臨床を学んでから、その時にやりたい事を考えて転職しよー」と
特に、何について勉強するか・どの資格を得ようかなど
全く考えていませんでした。
実習生と話していても感じますが
「とりあえず、病院で数年・・・」と初就職で病院薬剤師を選択する人も多いのではないでしょうか。
現役病院薬剤師が調剤薬局に転職活動中にしている後悔
転職活動中の今
「専門認定薬剤師」の資格を取るために(転職時に資格で少しでも給料アップに繋がるよう)、もっと早くから学会に入会しておけば良かった!!!
と後悔しています。
多くの資格の取得条件には
その資格を発行?している学会の「継続会員年数」なる項目がある。
資格をいざ取得しようと思っても
「他の条件は満たしているのに、会員数年だけ足らない・・・」という状況も多々あります。
薬チは医療薬学会の認定薬剤師資格(現在名前の変更あり)を取得を考えていたが
論文も筆頭著者で2本、学会発表も4.5回などの条件はOK・・・あとは学会入会年数をクリアして筆記を受けるのみ
と待っていましたが
今年?から資格取得の条件に色々変更があり、すぐには取れなくなってしまいました。
他の資格も会員年数の条件ですぐには取れないし、、、
そんな事もあり、転職時に薬剤師国家資格 +α の資格が何もない状態になってしまいました。
新卒が先輩によく言われる言葉の落とし穴
先輩によく言われる(薬チも言われた)
「好きな領域とかまだ分からないよね。そのうち見つかるから、その時に資格とか考えてみなよ」
「資格とかは興味が出たら取っていけば良いと思うよ」
は落とし穴!!
などなど、似たような事を言われた経験はないでしょうか?
薬チは薬剤師1.2年目の時は資格の事なんて、しっかりと考えた事なかったです。
「専門認定薬剤師 資格一覧」など調べてはみるものの、結局みて終わるだけ。
(・・・残念な薬チ)
外部リンク)薬剤師の資格ナビ
「その時」「興味が出たら」取得しようとしても、すぐには取得できないんです。
冒頭にも書いた通り、今回は
転職は病院薬剤師以外も視野にいれており、その転職時に資格を持っていたい。という方
上記に当てはまらない方は、何も騙されていないと思うので気にしないでください。
とりあえず病院薬剤師になってから、転職時期はいつ頃になるの?
「とりあえず、はじめは病院薬剤師」となってから、転職時期はどのくいらいになってくるのだろう?
30~32才前後と考える。結構、幅広いですが人生の分岐点なんて人それぞれ変わってくるので。
病院で数年・・・学べる事は無限にあるし、今でも日々調べものばかり
知識もどんどんついていく
しかし、やはり病院薬剤師は給料が少ないのが現状です。
「結婚、子供、マイホーム、ローン、、、」と考えはじめると、このくらいの年齢がちょうど良いタイミングだと思います。
コロナ禍での薬剤師転職活動の経験から分かった事や転職事情と年収の変化(2020.11)
結果、いつから資格のことを考えるべきなのか
転職時期としては薬剤師歴6年前後で転職するとする。
そして、上記の「継続会員年数」が5年以上必要な資格だとすると
→→→新卒~2年目で学会に入会していないと、転職までに間に合いません。
要するに、人生設計も視野に入れ
出来るだけ早く、資格については考えるべきだと思います。
(やる気の向上にも繋がってくれれば尚よし)
とは言うものの、新卒では業務を覚えるだけで手一杯かもしれません。
しかし、そこをなんとか頑張ってみて下さい。
(考えに変化があり、病院薬剤師を続けていく選択に至ったとしても、それはそれで、備えあれば憂いなしと。)
薬チの後悔を参考にしてみて下さい。
(「新卒で資格(専門認定薬剤師など)取得はどうすれば?」も執筆予定)
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