病院の施設内容の違い
診療科数・病床数
急性期、慢性期、回復期
などなど、ホームページで分かる事ではなく
施設の内容より、実際に働くうえでの業務内容が重要
職場の環境を知るには見学に行くのがマスト、出来れば既に働いている薬剤師同士の会話をみるべし
病院を決めるうえで、薬チの就職活動中の考えと
病院見学、説明会にいって、「ここの病院にしよう」と決めた理由を紹介
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1.新設の病院が良かった理由5つ
(新設といってもグループ病院であり、マニュアル等はある程度のベースはあり。)
1-1.任せられる仕事が多く、早く多くの業務をやらせてもらえる
1-2.新しい事への取り組みに携われる
1-3.既存のルールがないので、よりベターな解決方法を自分で考る機会が増える
1-4.病院の立ち上げに携われる機会はほとんどない
1-5.建物が綺麗で設備が整っている
簡単に言えば、できるだけ早く病院薬剤師として一人前になり、自分の好きな領域を見つけたかった。
2.業務内容が年単位のローテーションではない病院が良い
病院を選ぶ時
「業務内容の違い」が大きなポイントとなる。
病院によっては(大病院に多い)
例えば、数年は調剤、数年は抗がん剤ミキシング、数年は同じ病棟担当として担当の診療科が決められてしまう。
(期間やローテーションの仕方などは病院ごとに変わってきますが)
薬チの病院は「ジェネラリスト」の後に「スペシャリスト」を育てるという事で
全病棟・全診療科に服薬指導を行う。(まあその分、調べものの量が尋常ではなかったですが。。。)
(病棟常駐加算も取っていくことになるので、今後はこの方法は難しくなると思います)
そして、ルーチンの業務も全てシフトに組み込まれており、全員が全部の業務を行えるような形態を取っている。
(正直、嫌いな業務があったとしても、月に数日なら我慢できる、、、)
全てを経験して、そこから自分の好きな分野や領域を決められるのは大きな魅力でした。
何年もかけて1つずつ着実に習得していくのか
それとも、一気に一通り全ての業務がこなせるようになりたいのか
どちらにしても、メリット・デメリットはありますが、病院ごとに大きな違いが出てくるポイントだと思います。
3.病院見学の重要性と実際の出来事
そして、最後に決定的な瞬間
求人に「風通しが良い」と謳っている病院は数多くあります。
しかし、果たして本当にそうなのかは見学に行き、実際に現場の環境を見なければ分かりません。
薬チが病院見学に行った時の出来事
施設の見学・説明は薬剤部長がしてくれましたが
正に、薬局内の見学を行っている時です。
日勤業務中の他の薬剤師から「~先生、~のTDMのソフト入れてくださいよー。これじゃ仕事ができませんよ!!」
って、、、そんな率直に、、、今、一緒にいるのは薬剤部長だよね?と薬チは少し困惑しながらも
すごくラフに薬剤部のトップと話しているのを見て、ここの職場で働いてみたい!!そう感じました。
要するに、薬剤部長と他の薬剤師の会話を見ていて、最終的な決断をしました。
やはり、見学でしか得られない価値ある情報は多いと思います。
まとめ
病院選びで
病院の施設内容以外にも、薬剤部の業務内容はとても重要。
自分が何年後にどのような薬剤師になりたいかをイメージして
どういった業務内容であれば自分のイメージした将来の薬剤師像に近づく事ができるのかを考えましょう。
外部リンク)薬剤師の資格ナビ
何年もかけて1つずつ着実に習得していくのか
それとも、一気に一通り全ての業務がこなせるようになりたいのか
どちらにしても、メリット・デメリットはありますが
自分の人生設計とも相談して決めるのが良いと思います。
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そして、今はコロナで見学が難しいかもしれませんが
職場の環境はやはり実際に自分の目で見て、感じる事がとても重要です。
出来る限り見学に行くのがおすすめです。
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