薬の管理は頭の体操にはなるが、意外と大変でストレス。
高齢者が薬を自己管理していて、飲み忘れが多発して病気が進行してしまった。
間違えて飲みすぎてしまった。などの健康被害がよくあります。
家族が高齢者の薬の管理しているという人も多いかと思います。
なんと、厚生労働省の調べでは、残薬(飲み残された薬)の年間の金額は、数百億円にも上るとされています。
薬剤師は残薬を調整していく立場にありますが、
薬剤師ですら自分の薬を飲み忘れる事がよくあるくらいです。
生活スタイル、薬の量、一包化されているか、ヒートのままなのかでも使える管理グッズは変わってきます。
薬の管理グッズが今では数多くの種類があります。
そこで、今回は薬の管理グッズをタイプ別で紹介してみようと思います。
薬の状態:一包化されている
・基本的に自宅で管理
在宅訪問での薬剤管理に薬剤師も実際に使用。1回分の収納スペースが大きく、一包化や粉薬まで収納可能。壁掛けで飲み忘れ防止、飲み終わった空の薬は入っていた場所に戻して、服用確認。
・薬が多い方
・自宅での管理がメイン
・外出先での服用や入退院が多い方
薬の状態:ヒートのまま
・基本的に自宅で管理
ボックスタイプで多くの薬を収納可能。少しお洒落に自宅で管理。下段に収納スペースがあるボックスタイプもあり、インスリン・湿布・目薬・衛生用品等も収納可能。
・外出先での服用や入退院が多い方
1回分のお薬の収納スペースは少ないが、コンパクトに収納し、1日分が切り離せるため、必要な日数分の持ち運びが簡単に出来る。曜日で色分けされており、管理もしやすい。
おしゃれに管理
近年は、お洒落に薬を管理する方も。タワー型、果物の形、薬のカプセル型で可愛く持ち運べるタイプ等様々な種類があります。
その他
タイマー付きで飲み忘れ防止機能がついているタイプ。薬の種類によっては、時間厳守の薬もあり、タイマー機能で飲み忘れ防止。
まとめ
薬の管理方法は数多くあり、多種多様です。人によっても使いやすさは変わってくると思います。携帯でのお薬管理タイマーアプリなどもあります。
大学生に人気の「お薬型ピルケース」など可愛く作られ、若くても持ち運びしやすいタイプなど、出ています。
しかし、薬の管理グッズでは対応できない場合も多くあります。訪問看護、訪問介護が必要な場合も。
薬の管理で困った時は、お近くの薬剤師に気軽に相談してみて下さい。
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